心地よい言葉で語られる暮らしのエッセイ
小学生のころに読んだ『ウォーターボーイズ』にはじまり、いままで小説はけっこう読んできました。けれどもエッセイというものは、これまで一度も読んだことがありませんでした。
きっかけはなんだっただろう、大人になってふとエッセイをよんでみたいと思って、書店で探してみました。そこで手にした、わたしの初めてのエッセイは、松浦弥太郎さんの『いつもの毎日。 衣食住と仕事』。衣食住と仕事について、松浦さんの考え方が書かれたエッセイです。
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どんなこだわりを持って仕事にのぞんでいるのか、暮らしの中で気を配っているポイントはなにか、そんな暮らしのポイントが詰め込まれている1冊で、自分の暮らしにも取り入れられそうな考え方もたくさん書かれていました。
わたしはときたま、生活環境が荒れているなぁと感じることがあります。時間に追われて、いろんなことが適当になってしまう。
このエッセイを手にしてから、生活環境が荒れていると感じたときには、これを読んで丁寧な生活への気持ちを取り戻すようになりました。
暮らしを見つめなおすきっかけにもなるエッセイだと感じています。
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松浦さんの書く言葉は、読んでいて心地良くって、気持ちが落ち着いていく。気分が落ち込んでいるときや、嫌なことがあったとき、少し心を軽くしてくれる。
一日の終わり、眠りにつく前にコーヒーを飲みながら読みたくなる、そんなエッセイです。
いつでも読めるように、枕元にこのエッセイを置いて、今日も眠る。