独特なシステムにハマる
よく知らないゲームだけど買ってしまうことがあります。『魔界塔士Sa・Ga』もそんな一本でした。
サガシリーズというのはプレイしたことはなくても聞いたことはあって、タイトルからたぶんその中の一本なんだろうという想像はついたんだけど、内容もシステムもなにも知らないまま買ってしまいました。
それからしばらく放置。だっておもしろいかどうかもわからなかったし。
でも実際にプレイしてみて、買ってよかったと思えました。
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そもそもジャンルとしてはRPGで、ポケモンとかドラクエみたいなコマンド選択するタイプの戦闘をするゲーム。でも、システムがポケモンとかドラクエとは少し違っていて独特。
ヒューマン、エスパー、モンスターっていう3つの種族から自由に選んでキャラクターを作ることができるんだけど、成長システムが種族ごとに異なります。
たとえばヒューマンだったら、アイテムを使用することでHPや攻撃力を強くしていく。アイテムはショップで買えるから、つまりお金さえあればすぐに強化することができます。
エスパー、まぁ魔法使いみたいなもん。こいつは他のRPGとおなじように、敵と戦闘することで強くなっていく。
そしていちばん癖が強いのがモンスター。敵として出てきたモンスターを倒すと肉を落とす。この肉をモンスターに食べさせることで別のモンスターに姿を変えるのです。
こちらのモンスターの種類と、肉を落としたモンスターの種類の掛け合わせで、どのモンスターに変化するのかが決まるという、発売当時のネット環境がない時代の子どもたちを発狂させたであろうギャンブル性の高いシステムです。
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一風変わった成長システムのおかげで、10時間くらいでクリアできるボリュームだけど、やりごたえを感じられました。これがけっこうおもしろかったから、続編の『Sa・Ga2 秘宝伝説』も買ってしまったほどです。今は三作目の『時空の覇者 Sa・Ga3 完結編』を探しているところ。
Nintendo Switchで『Sa・Ga COLLECTION』として移植されたから、そっちを買ってもいいんだけど、三作目のためだけに買うのもなぁ、と悩んでいます。
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