本に書き込みをしながら読むと理解が深まる
本を読むとき、特に新書など小説以外の本を読むとき、あなたはどのように読むだろうか。
人それぞれ、本の読み方は違うのだと思う。
たとえば、最初から最後までじっくり読み通す人。
たとえば、要点だけをななめ読みする人。
たとえば、印象的なページのメモを取りながら読む人。
本の読み方は様々だが、読み方によって、内容の理解度は変わるのだそうだ。
最も理解が深まるのは、マーカーや色ペンで書き込みをしながら読んでいく方法。こうすることで、読みながらでも内容をしっかりと理解でき、さらに読み返したときにも、要点がわかりやすくなる。
書き込みの代わりに付箋を使う
この本の読み方で内容の理解が深まることはわかっているが、私はこの方法を試したことがない。
自分の手で本を汚すことに抵抗があるのだ。
本が好きな方の中には、こういった方も多いのではないだろうか。
そこで私は、内容にマーカーを入れていく様に、気になった箇所に付箋を貼っていくことにしている。
気になったページではなく、気になった一文に付箋を貼る。
そうすることで、後々読み直した時に、すぐにページを開けるだけでなく、どの箇所が気になったのかを思い返すこともできる。
また、付箋にメモを書き残すことでも、さらに読み返す際のポイントがわかりやすくなる。
斉藤孝さんの「3色ボールペン」読書法も付箋で再現
明治大学文学部の教授である斉藤孝さんは、赤、青、緑の3色のボールペンで、本に書き込みをしながら読むことを勧めている。
これも3色の付箋を用意し、丸を付けるべきキーワードは付箋に書き込むなどすれば、充分に実現できそうだ。
理解が深まる読書方法を試してみたいけれど、本を汚したくない。
そんな方は、付箋を片手に読書をしてみてはいかがだろう。