ゲームにまみれて、本にまみれて。

ゲームと本にまみれた、日常の話。

学校にゲーム機を持って行く高校生の姿は今も昔も変わらないけど、変わった部分もある

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放課後の教室でゲームを楽しむクラスメイト

 

ゲームの思い出は、いろいろとある。

 

その中でも高校時代の思い出は、今の私とゲームの関わり方に影響を与えているような気がする。

 

高校生にもなると、先生に隠れて少しくらい校則を破るのが世の常というもの。

 

私のクラスでも、不要な物を学校に持ち込んではいけないという校則を破って、ゲームを持ち込むクラスメイトがたくさんいた。

 

ニンテンドーDSポケモン

PSPでモンハン。

 

放課後の教室では、ポケモンバトルや狩猟が繰り広げられる毎日だった。



そうしてクラスメイトが楽しんでいる中、無駄に真面目だった私は、その様子を遠くから見ているだけだった。



みんなでゲームを楽しむ魅力を知った

 

それまでは一人でプレイするRPGなどが主で、みんなで楽しむようなゲームには触れてこなかったのだが、クラスメイトの様子を見ていたことをきっかけに、PSPの本体とモンハンを購入した。

 

もちろん学校に持って行くようなことはしなかったが、休日に友達と遊んだのは良い思い出だ。

 

それに、このできごとが無かったら、当時PSPは購入していないと思うし、今も購入しないままで、プレイできるゲームの幅が狭くなっていたような気がしている。

 

これは10年以上前の話だが、今の時代も同じように、こっそりと校則を破っている中学生、高校生は多いのではないだろうか。

 

スマホを持って行ってはいけないのに、スマホを持って行っては、通学中にゲームをしてみたり、友だちと写真や動画を撮ってみたり。

 

褒められたことではないし、校則を破ることを勧めるつもりはないけれど、大人になって思い返すと、良い思い出だったと思えることもある。



電車で高校生がおもむろに取り出したモノ



ある日、私は通勤のために電車に乗っていた。

 

周りの人を見ていると、だいたいの人はスマホの画面とにらめっこしている。

 

なにか調べ物をしているのか、はたまたゲームをしたり、マンガを読んだりしているのか。

皆、思い思いの時間を過ごしながら、電車に揺られている。

 

と、私の前に座った男子高校生が、おもむろに持っていた鞄を漁りだした。

 

そして取り出した。



Nintendo Switchを。

 

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私が高校生のときの、学校にニンテンドーDSPSPを持って行くような感覚なのだろうが、さすがにNintendo Switchとなると、少し話は変わってくる。

 

たしかに、今は携帯ゲーム機を出しているメーカーがなくなってしまい、Nintendo Switchが一応の携帯ゲーム機の役割を担っている。

 

しかし、携帯できるとは言え、学校に持って行くのは、さすがになにか違う気がするのだ。



せめてNintendo Switch Liteなら、とも思うが、昔の携帯ゲーム機を考えると、どうもしっくりとこない。



そんなことを考えつつ、私の考えが古いのかと、少し悲しみを抱いた朝だった。