エンディングを見ながら落ち込んだ
すきま時間でちょこちょこと進めていた『ボンバーマンGB』を、やっとクリアしました。
『ボンバーマン』っていうとスーパーファミコンとか、最近だとNintendo Switchでも発売されています。そんななか、わたしが見つけたのはゲームボーイ版でした。
ただカセットにはられたシールに描かれているボンバーマンは、どうみてもわたしが知っているボンバーマンではない。
一瞬ニセモノか、なんて思ったけど、せっかくなら見たことがないゲームをプレイしてみたいと思って購入することに。
じつのところ、わたしは『ボンバーマン』をプレイしたことがありません。
一度だけゲームセンターで『ボンバーガール』という派生作品みたいなやつを、ちょっと触ったことがあるていど。
初『ボンバーマン』がなんかちょっとニセモノくさいやつになったわけです。
調べたらちゃんとした作品で、ゲームボーイではじめて『ボンバーマン』というタイトルがついた作品でもあるらしかった。勉強になった。
*****
内容もわりとしっかりしていて、一人でも楽しめるようになっていました。
全8ステージで、各ステージはさらに3つのステージとボス戦にわかれている。8ステージ目のボスを倒せばエンディング。
基本的にはフィールド上に爆弾を置いて、敵を爆破に巻き込んでたおしていくんだけど、爆発は上下左右の四方に広がるので、じぶんが巻き込まれないように注意しないといけない、もちろん相手が設置する爆弾にも気をつける必要がある。単純ながら、頭を使います。
最初は爆弾を置くだけだったボンバーマンも、各ステージのボスを倒すと、できることが増えていきます。
置かれた爆弾を前に滑らせたり、一つ分の障害物を飛びこえられるようになったり。できることが増えるってことは、考えることも増えていくってこと。ステージを進めるごとに、どんどん歯ごたえが増していきます。
ボス戦はさらに厄介で、たとえば花びらを飛ばして攻撃してくるボスがいるんだけど、花びらを飛ばす瞬間にしか、こちらの攻撃が当たらないようになっています。狙って爆発を当てないといけないけど、爆発するまでにもタイムラグがあるからなかなかタイミングを掴むのが難しい。そうこうしているうちに相手の攻撃に当たってしまったり、時間切れになったり。
わたしはこのボス戦で1時間ほど足止めをくらってしまいました。
*****
わたしが今までクリアしてきたゲームは圧倒的にRPGが多いです。ポケモンとかドラクエとかFFとか。
RPGってわりとどうにでもなるもので、ボスが倒せなくても、時間をかけてレベルを上げて、装備を整えれば、だいたいはなんとかなるものです。
『ボンバーマンGB』はアクションゲームだから、じぶんのプレイスキルがダイレクトに影響してしまいます。ボス戦で1時間足止めされたとか書いたけど、ゲームの後半は何度も同じミスを繰り返して、爆破されまくった。
ゲームは好きだけれど、それほど上手くないとは思っていた。思ってはいたけど、改めて「自分ってさほどゲームうまくないんだな」を突きつけられました。
ゲームのエンディングを見るとき、だいたいは達成感とか感動とかがあるんだけど、初めてエンディングを見ながら、ちょっとだけ落ち込んだ。
広告