『ポケットモンスター 緑』の記憶
他の記事でも、何度も触れているが、私が生まれて初めてプレイしたゲームは『ポケットモンスター 緑』である。
通っていた幼稚園でアニメのポケモンが人気となり、その人気からゲームを始める友だちもたくさんいた。
私もそんな中の一人だった。
そんな思い出も、今となっては遠い昔のことではあるが、『ポケットモンスター 緑』について、今でも記憶に残っていることがある。
幼い私が受け入れられなかったこと
さきほども書いたが、私はアニメからゲームへと移っていった。
アニメのイメージを強く持った状態で、ゲームを始めたのだ。
当時のゲームハードはゲームボーイだったから、画面は白黒でドット絵だった。
ただ、不思議と抵抗なく受け入れることができた。
しかし、一つだけ受け入れられなかったことがある。
ピカチュウの鳴き声だ。
アニメのピカチュウの鳴き声は、今と変わらず大谷育江さんの可愛らしい声だった。
そのイメージを持ったまま、トキワの森でピカチュウと出会ったものだから、アニメとは似ても似つかない、機会音のような鳴き声にショックを受けた。
今でこそ、ゲームでもアニメと同じ音声が使われているから、理解できないという人も多いかもしれないが、当時『ポケットモンスター 赤・緑』をプレイしていた人に中には、同じ経験をした人もいるのではないだろうか。
ポケモンセンターの勘違い
もう一つの記憶は、ポケモンセンターの記憶。
ポケモンの世界では、ポケモン同士を戦わせる。その中で減ってしまったHPを回復させられる施設がポケモンセンターである。
当時の私は幼稚園生。5歳ほどだったろうか。
ポケモンそのものが好きでゲームをしていたが、ゲームそのもののシステムは、さほど理解していなかった。
だから、ポケモンセンターに行けば、ポケモンのレベルが上がると思っていた。
ところが、何度ポケモンセンターに通いつめても、いっこうにレベルが上がる気配がない。
友だちに聞いてみたところ、鼻で笑われ、単にHPを回復するだけであることを教えられた。
これについては、同意を得られるとは思っていない。おそらく私だけの勘違いだろう。
長くプレイしているゲームだからこそ、こうして思い返すと、いろいろな思い出が溢れてくる。
それもポケモンというコンテンツの魅力ではないだろうか。