ブラウザ上でブックマークを管理できる『Bookmark OS』
パソコンやスマホと、様々な端末を使用していて困ることがある。ブラウザのブックマークの共有だ。
もちろん、すべての端末で同じブラウザを使用すれば、ブックマークの共有はできる。
しかし私は一時期、WindowsのノートパソコンとWindowsのタブレット端末『surface』、そしてスマホは『iPhone』を使用していたことがある。
『surface』のOSは少し特殊な『Windows8 RT』という少しもので、新たにソフトをインストールできない。
そのため、ブラウザを共通にすることができず、ブックマークの共有もできないでいた。
そこでネットの海を探し回り、ブラウザ上で動作するブックマーク登録サイト『Bookmark OS』を見つけた。
端末に関わらず、どこからでもアクセスできる
『Bookmark OS』はブックマークを登録できるサイトである。
ブラウザ上で動くので、どのブラウザからでも『Bookmark OS』にアクセスできれば、ブックマークを利用できる。
たとえばノートパソコンでは『Edge』を、スマホでは『Chrome』を使用している場合でも、共通のブックマークを使用できるわけだ。
当然、自分の端末以外からブックマークを使用する必要がある場合にも臨機応変に対応できるだろう。
ただし、まれに『Bookmark OS』にアクセスできない不具合が起きることがある。このときばかりは不便さを感じることになるが、それをもってしても、私はメリットの方が大きいように感じる。
ただのブックマーク管理サービスにとどまらない
『Bookmark OS』の見どころは、これだけではない。
見るたび見るたび、面白い進化を遂げているのだ。
私が初めて『Bookmark OS』に出会ったときは、単純にウェブサイトを登録しておくだけのものだった。
ところが今は、ウェブサイトだけでなくテキストやチェックリスト、画像なども保存できるようになっている。
テキストやチェックリストは『Bookmark OS』からも作成できる。
いうなれば、EvernoteやNotionのようなノートアプリと、Goodleドライブのようなファイル保存アプリが一体化し、さらにブックマーク機能も追加したようなものへと進化したのだ。
あらゆるものを一か所で管理できるというのは、非常に魅力的ではないだろうか。
一点気になるところを挙げるとすれば、検索性が弱いところである。
初めて『Bookmark OS』にログインすると、デフォルトで「Welcome friend」というテキストが保存されているのだが、検索ウィンドウに「come」と入力しても表示されず、「Wel」と入力すると表示される。
ここは、もう少し検索に引っかかりやすくなってもよいのではないかと思う。
ただ常々進化している『Bookmark OS』のことだ。
きっと、気づけば使いやすいように形を変えていることだろう。