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『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』魔王を倒すことだけが正義なのか

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ばらばらなストーリーが一つに収束していく

 

今まで数多くの『ドラゴンクエスト』シリーズ作品をプレイしてきた。
その中で、一番好きな作品が何かを問われれば、私は『ドラゴンクエスト導かれし者たち』だと答える。

 

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ドラクエの一歩を踏み出したきっかけは、叔父から借りた『ドラゴンクエストエデンの戦士たち』だった。

 

no-sense-life.hatenablog.jp

 

しかし、当時小学生だった私は、シリーズ随一の難易度と言われている『ドラゴンクエストエデンの戦士たち』を前に挫折してしまった。

 

その後、再び叔父から渡された『ドラゴンクエスト導かれし者たち』をプレイし、見事クリアまでたどり着いた。


初めてクリアした作品だというのが、『ドラゴンクエスト導かれし者たち』が一番好きな作品だと思える最たる理由かもしれない。

 

ドラゴンクエスト導かれし者たち』は、シリーズの中で唯一オムニバス形式が取られている。

 

ストーリーが1章から5章に分かれており、それぞれで操作キャラクターが変わる。

しかしどのストーリーも無関係ではない。

 

5章では、1章から4章で操作したキャラクターが仲間になり、最終的にはパーティとして行動することになる。

 

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一見ばらばらなストーリーが、徐々に繋がっていく展開は、個人的に好きなのだ。

 

魔王の抱える悲しみ

 

魔王の抱えるものが描かれているところも、また異色である。

 

世界を制服しようとする魔王を、勇者が倒す。
それが、RPGの王道だ。

 

もちろん『ドラゴンクエスト導かれし者たち』も、勇者が魔王を倒すことになるのだが、魔王が魔王である理由がなんとも悲しいものなのだ。

 

ストーリーの最後、魔王と対峙する。

普段なら意気揚々と倒しにかかるのだが、『ドラゴンクエスト導かれし者たち』では、魔王を倒すことが本当に正義なのか、と考えされられた。

 

 

だから私は『ドラゴンクエスト導かれし者たち』が一番好きだと答える

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最初から最後まで、一人の主人公にスポットを当てる作品も好きではある。

ただ、主人公が切り替わることで、他作品よりも仲間キャラクターにも愛着が湧いてくる。


徐々に繋がっていくストーリー。

そして、生まれて初めてクリアしたドラクエ

 

ドラゴンクエスト過ぎ去りし時を求めて』は、シリーズ30周年にふさわしい作品だったし、『ドラゴンクエスト天空の花嫁』の3代に渡る壮大なストーリーも魅力的だった。

 

ただ私はこれからも、一番好きなドラクエを問われれば『ドラゴンクエスト導かれし者たち』と答えると思う。

 

 

ニンテンドーDSソフトドラゴンクエストIV ~導かれし者たち~/p>

 

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