ゲームにまみれて、本にまみれて。

ゲームと本にまみれた、日常の話。

『情報を捨てるセンス 選ぶ技術』を読んだ

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フェイクニュースが増えている今だからこそ読みたい

 

インターネットを通して、だれもが世界に情報を発信できる時代になりました。わたしもこうして、だれのためとも言えない文章を書いては、ネット上に流し続けてるんですけどね。じぶんが発信することも他人が発信したのを見ることも楽しいんだけど、楽しいの裏っかわにフェイクニュースっていう問題がでてきています。

 

災害だとかで不安になっている人々につけこんで嘘を信じ込ませる、そしてその嘘は人から人へ、どんどんと広がっていき、信じちゃう人が増えていく。世の中がパニックに陥る。

 

たくさんの情報から本物の情報だけを選ばなければいけない今だからこそ『情報を捨てるセンス 選ぶ技術』という本を読んでみました。

 

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『情報を捨てるセンス 選ぶ技術』はロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの教授であるノリーナ・ハーツさんが書いた本で、溢れる情報の中でどうやって真実を見極めればよいのかが解説されています。

 

SNSから情報を得る人は増えていて、フェイクニュースSNSから波及しているものが多い、つまりSNSからの情報との向き合い方が重要になってくるわけです。SNSからの情報との向き合い方については、ノリーナ・ハーツさんはこんなふうに書いています。

 

”・スマホでフォローしているツイートから推測できる情報には慎重になろう。
それがトレンドトピックやホットトピックなら、あなたが読めるのは、そこに流れているツイートのごく一部。それが全体を代表しているとはいえないし、全体像を与えてくれるとも思えない。”
(『情報を捨てるセンス 選ぶ技術』 209ページより引用)

 

目に入った情報をすぐに鵜呑みするんじゃなくて、深掘りしていろいろな情報を比較する。そうすることで、嘘の情報に振り回されにくくなる、ということだそう。

 

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新型コロナウイルスが広がり始めたころも、フェイクニュースにふりまわされたことありましたよね。トイレットペーパーに使われる材料がマスクにまわされるからトイレットペーパーが不足する、とかなんとか。

 

わたしが買い物に行ったとき、トイレットペーパーは売っていないのかと店員に聞いていたおじさんを見たときには、この本を勧めたい気持ちでいっぱいになりました。

 

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