紙のノートがけっきょく楽
30歳って人生のわりと大きな節目という感じがします。
そんな30歳を過ぎて、どんどんアナログに回帰している気がします。
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わたしはけっこうデジタルツールが好きで、いろんなものを調べては使ってみるということをしていました。Evernote、Scrapbox、notion。たとえば日々の記録はScrapboxに残していたし、資料の整理はEvernote、タスクやスケジュールの管理はnotionでやっていたこともありました。
仕事においても、ミーティングの議事録や業務のメモなんかはGoogleドキュメントに入れて、Googleドライブで管理していたりしました。
ライターという仕事をしていますから、キーボードを打つのには慣れていますし、スマホのフリック入力も不自由がないくらいには、はやく打つことができます。ただやっぱり直感的ではないなぁ、というのが引っかかるようになりました。
メモを残すとき、スマホとかパソコンを出してGoogleドキュメントを開く、そして文字を打ち込む。なんだかそれが手間。その思い立ったときにぱっと操作できないのが不満になってきました。
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そこで最近は、ほぼすべてを紙のノートにまとめるようにしています。巷では”なんでもノート”とよばれているもので、その名のとおり、とにかくなんでも1冊のノートに入れていく方法です。
毎日のあったことや食べたもの、調べたこと、ゲームとか読書の記録、買ったもののレシート。あらゆるものをこのノートに書いています。
なにかあれば、とりあえずこのノートを開けばいい。かなり取り回しがよくなって、快適になりました。
ただ紙のノートですから、冊数が増えてくると保管するにもスペースをとってしまうので、将来的に保管スペースが大変なことになってしまうのではないかということと、このままアナログに回帰して、最終的にローテクな老人になってしまうのではないかということにビビっています。