機種変更で感じた、ぴったりの物を探す大切さ
日常生活の中で使う物。
雑誌やネットで評価の高い物を使えば絶対に良いのかというと、決してそんなことはないと思っている。
もちろん世間の評価も参考にはなるが、やはり自分自身の生活を快適にするには、自分にぴったりの物を探すことが大切だ。
私はスマホを機種変更して、そのことを強く感じた。
初めてスマホを手にした時の失敗
私がスマホを初めて持ったのは、大学3年生のときだった。
スマホが出始めたばかりだったこともあり、就職活動のための情報収集などにスマホは最適だという話が出ていた。
ちょうど就職活動の時期を迎えた私は、スマホを購入した。
もともと音楽プレイヤーとして『iPod touch』を持っていたから、スマホはAndroidにした。
ただこの選択は失敗だった。
スペックが貧弱だったせいか、使っていくうちに動きがカクカクしてしまい、しまいには着信があっても通話画面に切り替わらず、電話が取れないことが多々あった。
初めてのスマホは2年ほど使い、『iPhone6 plus』に買い替えた。
今の自分にフィットしたものを
最初からわかっていたことだが、iPhoneの使い心地は快適だった。
結局iPhoneは5年以上使ったのだが、さすがに5年も使うとOSのアップデートができないなどの問題が出てくる。
そこで、機種変更をすることにした。
私は『Pixel5』を購入した。再び、Androidスマホに舞い戻ったのだ。
初めてのスマホで失敗したのに、なぜわざわざAndroidスマホにしたのか。それは、今の私にぴったりだと思ったから。
iPhoneを使っていく中で、快適さを感じつつも、iPhoneであるメリットはそれほど感じていなかった。
使っているパソコンはWindowsだし、『Apple Watch』は持っていない。
周囲の人のほとんどはiPhoneを使っているけれど、写真などのやり取りにAirDropなんて使ったことなくて、だいたいはLINEやGoogleフォトで済ませていた。
それ以上に、ブラウザはChromeを使っているし、データの保存はGoogleドライブを使っている。
そう考えると、わざわざそれほどメリットを感じない高価なiPhoneを買うよりも、自分の作業環境にフィットしていて、そこそこ安価なAndroidスマホの方が良いのではと思っていた。
さて、Androidスマホ『Pixel5』に機種変更してどうだったのかと言えば、非常に満足である。作業も快適になった。
ネット上の前情報では、『Pixel5』はそれほど良い評価ではなかった。
ただそれは、今までPixelシリーズを使っていた人にとっての評価で、初めてPixelシリーズを使う私にはあまり関係のない話だった。
周りの評価に左右され過ぎることなく、自分に合ったものを見つけてみてほしい。