ゲームの思い出がよみがえる映画
ずいぶん前の話だけど、すごくいまさらながら書きます。
任天堂の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を、公開されてわりとすぐ観に行きました。
正直なところ、わたしは観に行くつもりはありませんでした。話題にはなっているけど、けっきょく失敗するんでしょう、くらいに思っていましたから。
ところがゲームをするにはするけど、わたしほど熱心ではない妻が、なんだか知らないけど観に行きたいと言い始め、だったらと観に行くことになりました。
とりあえず、おもしろかった。いろんなゲームの要素が、うまいこと一つの映画にまとめられていたと思います。失敗するとか言ってごめんなさい。
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そんななか、いちばん印象深かったシーンがありました。物語の序盤、マリオがピーチに見守られながらステージ攻略の練習をするシーン。
ゴールにむけて何度も何度もステージに挑戦するものの、なかなかゴールできず、いつしか日が落ちていってしまう。それでもあきらめずに挑戦するマリオ。
このシーンをみていて、一晩中『スーパーマリオアドバンス2』に挑戦し続けたことを思い出しました。何度失敗しても試行錯誤して、少しずつ前に進んで。やっとの思いでステージをクリアしては喜んで。
そんなわたしの思い出が、映画のシーンとリンクするような、なんともふしぎな感覚をおぼえました。
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こういうシーンもそうだし、BGMや効果音、映像に隠された要素なんかがゲーム好きな人にぶっ刺さった結果、かなりのヒット作になったんじゃないかなぁ、と思います。
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